住職近況

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 めずらしく寒い3月

 今年は暖冬との予想でしたが、2月の後半から気温が上がらず、また南岸低気圧と寒波による冷たい北風の影響で、寒い3月となっています。特に毎日のよう に吹きすさぶ強風には、完全に閉口しており、昨シーズン台風がなかった分生き残っていた、杉や竹の枯れ枝、枯葉がお寺の裏庭や、正面を風が吹くたびに埋め 尽くし、それを片付けて掃除するのがとても大変です。
 さらに今年はお彼岸が日曜日に始まり、彼岸中日の春分の日を挟んで、土曜日に終わるという、休日だらけの日程でありました。そのため法事も沢山頼まれ て、お墓参りの方々も大勢来られるという、お寺的には充実した日程でしたが、毎日吹き荒れる強風のため、早朝よりの掃除がほぼ毎日欠かせない状態でした。 本当に疲れました。
 3月の上旬に河津桜が満開となりまして、それを見に近所の河原に出かけました。とても暖かい日で心も踊るようでした。その頃の予想ではソメイヨシノが熊 谷3月18日開花ということでしたが、寒さが続いており24日の開花に繰り下げられましたが、本日25日でも固いつぼみのままです。入学式はもしかした ら、桜の下でとなるかもしれません。何十年ぶりでしょうか。
 市役所職員としても、私はこのたび4年ぶりに人事異動となりました。役職であれば一番上になり、生意気にも新聞報道もされました。35年の勤続表彰も受 ける予定です。ここでひとつの節目とするか、どうするか。1年かけて考えて行きます。無理せず残りの人生を生きていきたいです。

沙門 尚田 敬白